儚い羊たちの祝宴
著者:米澤穂信
発行:2008年11月20日
発行所:株式会社新潮社
定価:本体1、400円(税別)
ミステリ本の紹介でお薦めだったから・・・
そして、本書帯に書かれていた
あらゆる予想は、最後の最後で覆されるー。
ラスト一行の衝撃にこだわり抜いた、暗黒連作ミステリ。
この言葉たちに惹かれて・・・
ミステリ好きなもので購入。
う~ん・・・
思い描いていたものとは、ちと・・・
違ったかな・・・と言うのが感想。
ラスト一行の衝撃・・・
う~ん・・・
でもね、何となく漂う雰囲気は、仄暗く、陰鬱で・・・
そこはかとなく、怖い・・・
バベルの会に集う人々の運命。
最後には、何かが解決されると言うようなお話ではなくて、人の心に潜む恐ろしい思い・・・
ミステリは、好きな分野。
映像ではなくて、文章だから、どんな壮絶な場面さえ読める。
大丈夫。
そ・・・幼い時からあまりそう言った類のものを見ていないせいか、
頭の中で壮絶な場面を想像し得ないのです。
なので、文章は、平気なの(笑)。
これが、映像になると途端に駄目なんですけどね。
横溝さんだって平気よ。
でも、映画になるとこれが全然駄目っ!
あのオドロオドロした血まみれの映像が、
もう、怖くて、怖くて・・・変?
と言うことで、ちょっと横道逸れましたが、たまには、知らない作家さんのお話も読んでみると
ほぉ、って感じですかね。