こんばんは・・・
毎日、何て寝苦しい夜が続くのでしょう?
ここ数日、ほんと眠れない日々です(苦笑)。
で、熱い・・・
そ、熱いなら、もっと熱くしてしまおう?
あはは・・・
そんなわけで、ちょっと突然降りて来てくれたお話が一つあるのですが、そちらは置いておいて、こんな形になってしまいました。
久々の登場となります。
楽しんで頂けたら幸いでございます。
寝苦しい夜が続く・・・
昼間は、子供達のパワーに振り回されながらも、決して笑顔を絶やさない君。
ここのところ仕事が詰まっていて忙しい僕の帰宅は、自分の意志とは関わらず遅くなってしまう。
先に休んでときつく言い渡しても、君は、僕を暖かい笑顔で迎えてくれる。
変わらない笑顔で・・・
どんなに疲れていても、君がいてくれるだけで、僕は頑張れる。
玄関先で、靴を脱ぐのももどかしいほど、この腕の中へと君を引き寄せる。
君は、とっても柔らかいんだ・・・
抱きしめているのは、僕の方なのに、何故か・・・
その全てが一瞬で僕の何もかもを包んでくれる。
君の項へ唇を落とす・・・
そっと・・・
優しく、甘く・・・
君の体温が上がったのを感じる。
耳元で・・・
子供達は?
元気にしてた?
もう寝てるの?
ええ・・・
あなたにお帰りなさいって言うんだって、頑張っていたけれど・・・
瞼がくっついてしまって・・・
そうか・・・
お食事は?
悪い、済ませてきたよ。
きちんと食べてくれましたか?
ここのところ外食続きだから心配です。
あぁ・・・
君に言われているからね。
ちゃんとバランスを考えて食べたよ。
良かった。
お風呂沸いています。
どうぞ・・・
あぁ・・・
僕の上着を受け取りながら、君は背を向ける。
いいの?
そんな無防備で・・・
シャツを脱ぎ捨て、後ろから抱きすくめる。
驚いたように振り向く君を抱き上げ、ベッドへ・・・
あなた・・・
ん?何?
何って・・・
だから、何?
あっ・・・
ベッドの海へ君を沈めたい・・・
いいよね?
返事は要らない・・・
何か言おうとした唇は、即座に塞がれてしまう・・・
聞いたくせに・・・
そう心の中で呟いても、あなたには、敵わない・・・
わかっているから、この身を任せ。
今宵もあなたと揺れる・・・
気持ち良さそうな寝息を立てる君に、そっとタオルケットを掛けて、浴室へと向かう。
夜も更けているから、簡単にシャワーで済ませてしまう。
まだ、熱い身体には心地よい。
髪を拭きながら灯りを絞った寝室へ・・・
君は、さっきと変わらない姿勢で気持ち良さそう・・・
水気を拭い去り、君の横へと滑り込む。
抱き寄せるとイヤイヤをするように僕の腕から逃げようとするから・・・
強く引き寄せると、この暑さのせいだろうか、乱れた胸の辺りにうっすらと浮かぶ汗。
少し前を開いてタオルで拭ってやると、甘い吐息を漏らす。
ん?
感じてるの?
再び、僕は、僕の意志に関係なく熱くなってゆく。
いい?
眠り続ける君からの返事はない。
責め続けていたら、僕を求めてくれる?
熱帯夜・・・
もっと、もっと・・・
熱くなりそうな予感。
ヨンス・・・
愛してる、愛してるから・・・
今宵も、僕と・・・
どんなに愛しても愛しても、愛し足りない君を・・・
どうすればいい?
僕の腕の中で、鳴いて・・・
僕が君を求めるように、君も・・・
僕だけの君で・・・
君だけの僕で・・・
熱い時を重ねて・・・
それは、途切れることない君への思い。
時を重ね、思いを重ね、僕らはここにいる。
これからもずっと、ずっと・・・
To be continued.