とても、不思議な空間と時間・・・ 2016年10月1日(withちびうさ)
「スートラ sutra」
会場:Bunkamuraオーチャードホール
出演:シディ・ラルビ・シェルカウイ、少林寺武僧
演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ(森山未來出演 舞台「テヅカ」、「プルートゥ」演出)
舞台美術:アントニー・ゴームリー(英ターナー賞(94)、大英帝国勲章(97))
音楽:サイモン・ブルゾスカ
本場少林寺のスーパー僧侶19名による大迫力のアクロバット。
オーチャードホールの二階にレプリカが展示されていました。
触っても良いですよと言われて、触ってみましたが、凄く硬いと言う感じではなく、それほどがっしりした感じでもなくて・・・
これに人が乗るのかなぁ〜って・・・
箱に入って見れば良かったかぁ〜(笑)。
重さは、30kgくらいとか。
画像は、3階からなので、分かり難いと思いますが・・・
縦横一つずつ展示されていました。
箱の中にどなたか入っていらっしゃるのがわかりますか?
残念ながらアクロバットシートは確保出来ず、結構なお値段でしたが3階(苦笑)。
ステージを見下ろすため、全体を通して良く見る事は出来たのですが、やはり、少林寺拳法の迫力を肌で感じると言うには、無理あり !
それにステージを見る角度って、きっとベストポジションがあると思うのですよね。
二度見られるのなら、上からでも、同じ目線では見る事の出来ない素敵なポイント、眺めがあるのだと思います。
しかし、今回は、一度切りの鑑賞ですから、出来る事なら真正面から少し見上げる感じで見られたら、また違う風景だったのだろうなぁ〜と。
しかし、ボックスを使いながら、動と静を表現。
何とも、今までに目にして来た少林寺拳法とはちと異なる趣で・・・
終演後、シディ・ラルビ・シェルカウイさんと森山未来さんとのトークショーがありましたが、メモをとったわけでもなく、帰宅したらすっかり ???
覚えているのは・・・演奏者の方々は、その足元にモニターがあって、それを見ながら、武僧達と息を合わせていたそうです。
トークショーでは、最年少の少年は6歳と紹介されていましたが、公式ページでは11歳と・・・
う〜ん・・・どちらが真実。
最年少の子除けば、16歳から26歳の僧侶達が出演。
スタッフは、7カ国から35人だったそうで、実にグローバルですねぇ〜。
↓見て頂ければ、うさの下手な説明聞くよりも・・・
世界で唯一認定される本場少林寺の鍛え抜かれた武僧19名による一糸乱れぬ群舞と迫力のアクロバット、華麗な演舞演出、弦楽・パーカッションのアンサンブルによる躍動感あふれるライブ演奏。舞台ファンのみならず、大人から子供まで幅広い観客を魅了します。最高のスターたちが結集する超一流のエンターテイメント・ダンス作品をお贈りします。
【 sutra(スートラ)とは 】
「スートラ」に出演する僧侶は、中国政府から仏教の重要拠点として世界で唯一指定を受けた本家嵩山(すうざん)少林寺の現役僧侶の中から選ばれた精鋭たち。紀元495年に河南省にて開かれた歴史を持ち、今日も厳しい仏教の戒律に従って生活し、カンフーを最も重要な修行のひとつに位置づける。
【 シディ・ラルビ・シェルカウイ 】
主演・演出・振付を務めるシディ・ラルビ・シェルカウイは、ダンス・演劇界で今最も注目を浴びるスーパースター。シルク・ドゥ・ソレイユ「Michael Jackson ONE」、映画「アンナ・カレーニナ」の振付や、坂本龍一が芸術監督を務めた札幌国際芸術祭2014で上演された舞台「BABEL(word)」(東急シアターオーブ他)や、森山未來出演作品「テヅカ(2012)」(Bunkamuraオーチャードホール)、「プルートゥ (2015)」(シアターコクーン)の演出・振付でも広く知られ、日本でも大きな人気を誇る。
【 今回の東京公演は特別版! 】
今回の東京公演は、海外のツアー公演では代役のダンサーが務めた主役を、シディ・ラルビ・シェルカウイが務め、自ら主演ダンサーとして踊る特別版となります。
10月1日(土)19:00公演終了後
シディ・ラルビ・シェルカウイ X 森山未來 スペシャル・アフタートークが開催されました。
公演本編終了後、若干の休憩をはさみ、約20分間(日本語通訳あり)のトークと言うことで・・・
とにかく、とても不思議な感じのするパフォーマンスでした。
ステージ上には、僧侶達と箱のみのとてもシンプルなのですが・・・
魂が宿った様に、箱も生きている様でした。
いろいろな世界を目に出来る事に感謝なり・・・