この星に降る癒しの雫
何もかも洗い流し・・・
木々の緑は、キラキラと輝き出す
生きているんだと歌うように
なのに、私の時計は、止まったままで・・・
出口が見えずに迷い児のままで・・・
こんな雨の日には・・・
そっと触れ合った肩の暖かさを思い出す
降りしきる雨が近づけてくれた思い
言いだせなかった・・・好きを
雨音に背中押されて・・・
俯いたまま告げた
同じ気持ちだったのに・・・
あの季節は、もう、戻らないの?
繋いだ指先が震えていたら
怖くないよってギュって握ってくれたあなた、恥ずかしくてもっと俯いてしまった
このままあがらないで降り続けてと、空へ願った
二人だけの小さな空間
優しい時間が流れて・・・
どうして繋いだ手を離してしまったのだろう?
大切に抱きしめていたはずの思い
今は、どこに・・・
あなたは、今も笑っていますか?
あの暖かい微笑みのままで・・・
笑えない私にも笑える日が来るのでしょうか?
こんな雨の日には
あなたが幸せでありますようにと祈ります
あの日の私に戻って・・・
そう・・・幼過ぎた私に戻って・・・
人を愛することを知った季節。
雨が嫌い・・・
雨が好き・・・
どっちなんだろう?
思い出すのは・・・
そっと触れ合った肩の暖かさとまるで全力疾走したような鼓動の早さ
そんな幼かった自分が愛おしく思える雨の日。
☆雨の匂いを感じていたら・・・
独り言・・・取り留めもなく、ちょっと書いてみました。