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殺人鬼フジコの衝動
著者:真梨幸子
2011年5月15日:初刷
2011年12月5日・15刷
発行所:株式会社徳間書店
何だか、どんよりお天気、冷たい雨の今日、一つ目のUPが・・・
こんなタイトルの本なんて・・・
と思いつつも・・・
最近、ゆっくりと本屋さんで過ごすことがなかったので、娘に付き合う間、久々に広い店内をブラブラ。
映像だと駄目なくせして、字面だと全然O.K、推理小説好きなもので、目に止まった一冊。
後味悪くて読んで後悔<<<読まないと後悔!
何だか、この言葉に、そうなの?
ふ~ん・・・じゃってことで。
一家惨殺、生き残りの少女の歩んだ時間は・・・
人の感情が日常の交わりの中でリアルに描かれている。
こんな経験なんて全くない!
周りに似たような人もいない、なのに、何故か、あぁ、こんな風に生きてる人っているんだ・・・
そっか、いるかもなんだね。
描写は・・・ちょっと、ここには書けないようなあまりにも冷徹で残酷なシーンが綴られておりますが、でも、人間の奥底に流れる様々な感情。
一歩間違えば・・・
怖いですね。
幼い頃の記憶を穿り出してみる。
思い出せる年齢まで遡って・・・
一瞬でも誰かが不幸になればいいと願ったことがあるだろうか!?
ない!
記憶にないだけ?
いや、断じてない・・・と思う。
私、両親に愛され、祖父母に愛され、俺様に愛され?(笑)、子供達に愛され、友人に愛され・・・
そして、うさにも愛する人たちがいる!
でも、当たり前のことじゃないんだよね・・・
とてもしあわせなことなんだと、改めて実感する。
そして、神様に愛される子供でいるだろうか?と自己を省みる。
努力しなければ!
感謝する日々だけれど、本当に日々忘れちゃいけないねっ。
ありがとうを・・・
そんなこと考えさせられる作品でした。