ジャンル:ドラマ
製作年:2007年
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
監督 : カーステン・シェリダン
出演 : フレディ・ハイモア 、 ジョナサン・リース=マイヤーズ 、 ケリー・ラッセル 、
テレンス・ハワード 、 ロビン・ウィリアムズ
いつか・・・必ず、両親が迎えに来ると信じているエヴァン。
親に捨てられたとは思っていない。
生まれながらにして、受け継いでいた音楽の才能は、半端なく、まるで天から降り注いで来るようで・・・それほど、誰の心をも動かす才能に溢れていた。
待ち続けた孤児院を飛び出し、両親を探し出すと訪れたNYのマンハッタンで、ウィザーと知合いギターを習い、ストリートミュージシャンとして暮らす内に、エヴァンの運命は大きく変わってゆく。
それは、音楽と共に!
愛し合っていたライラとルイス・・・
ライラの父によってその愛は引き裂かれ、また、産み落とした我が子も死んだと聞かされ、ライラは、チェリストして舞台に立つことはなく。
一方、ルイスも愛するライラを失い、バンドも止めて、転職。
歌う事を手放していた。
しかし、音に導かれるように、それぞれがそれぞれの思いを抱き、音楽を愛し、信じ、運命は・・・
☆フレディ・ハイモア演じるエヴァンが音楽と関わり、特にギターを弾くシーンは、その全てを音の中に置き、実に楽しそう!
気が付けばいつの間にか私も足でリズムを刻んでいた。
そして、笑顔になっていた。
音楽って・・・
やっぱり、偉大だって!
エヴァンが、オーガスト・ラッシュと名乗り、オーケストラの指揮を取るシーンは、その壮大な楽曲に魅せられて・・・
実に、ラストシーンが与えてくれた感動は、ピュアで・・・
心に沁み渡り・・・
いや、いや・・・
ちょっといつもの作品と違ったのよ。
ここで、泣いて頂戴ってあるでしょう!
で、わかっていても、まぁ、そこでいつもいつも泣かされているうさなの。
それが、最後の最後まで涙が、出ないっ!
ん?今日は、泣かなくて終わる?
いやぁ・・・
それが、急にどっと心の琴線に触れたらしく、一気に頬を伝う涙。
心の奥深くにある何かに触れたらしい。
いい作品でした。
決してお涙頂戴じゃなかったよっ!!!